パーマに興味があっていざ「パーマをかけてみたい」と思っても、どんなものがあるのかわからないと困ってしまうでしょう。実際にパーマの種類は多く、それぞれ特徴が異なるため選ぶだけでも大変です。今回はそんなパーマの種類と違いについて解説していきますので、パーマに興味をお持ちの方はぜひ最後まで読んでみてください。
パーマの種類は大きく分けると「2種類」
パーマの種類は大きく分けると、薬剤のみで施術する「コールドパーマ」と、熱を加えて施術する「ホットパーマ」の2種類であり、そこからさらに細かく分類されます。「想像していたパーマと違う!」ということもありえるので、どのような感じのパーマにしたいのかを確認しておきましょう。
熱源を使用せず、薬剤のみで施術する「コールドパーマ」
美容院で「カット+パーマ」と表記されている場合は、一般的に「コールドパーマ」のことを指します。コールドパーマは数多くの種類があるパーマの基本となり、ロッドを巻いた髪に薬剤をつける施術法で、見たことがある方も多いでしょう。
コールドパーマは熱源を使わず短時間の施術で、髪へのダメージも少なく、しっかりとカールを生み出せるのが特徴です。このコールドパーマの代表例は、「水パーマ」や「コスメパーマ」などが挙げられます。
たっぷりの水分で薬剤の浸透を手助けする「水パーマ」
パーマをかけるためには髪の内部に薬剤を浸透させなければならず、薬剤のアルカリ成分が髪のキューティクルを開くことでパーマをかけられますが、その分髪へのダメージは避けられません。
水パーマはキューティクルを開くのにスチーム(水蒸気)を使います。髪にたっぷり水分を含ませることで薬剤が浸透しやすくなるのが特徴です。通常のパーマよりも施術時間は短く、薬剤の量や強さが控えめで、髪へのダメージを最小限に抑えられるのが魅力といえます。
化粧品なので髪へのダメージが少ない「コスメパーマ」
コスメパーマも普通のパーマに比べて髪へのダメージが少ない施術法で、その名のとおり薬剤がコスメティック(化粧用の)になっています。通常の薬剤とは違い、化粧品として登録されている薬剤なので、髪へのダメージを抑えられるだけでなく、普通ではできないカラーの同日施術ができるのが特徴です。
通常だと日を置かなければいけないことも、コスメパーマならまとめてできてしまうので、ヘアスタイルを一気に変えたい方にはぴったりです。しかし、通常の薬剤よりもパーマの持ちが悪いという点に注意しましょう。
熱を加えて施術する「ホットパーマ」
コールドパーマとは逆に、熱を加えてパーマをかけるタイプを「ホットパーマ」といいます。熱を加えることでコールドパーマよりもしっかりとかかり、持ちの良いのがホットパーマの特徴です。代表的なものに、以下の2つが挙げられます。
専用機材でしっかりしたカールをつけられる「デジタルパーマ」
薬剤に熱を加えるために専用の機材を使って、ロッド自体を熱で温めます。カールの持ちが良く、スタイリングが苦手な方でも簡単にセットできるのが魅力です。一方、薬剤に熱を加えるので髪へのダメージが大きく、施術前の髪の傷み具合によっては断られてしまう可能性があります。
さまざまな太さのアイロンでカールの強弱がつけられる「アイロンパーマ」
こちらもデジタルパーマと同様、熱を加える施術を行います。専用の機材ではなくアイロンで熱を加えるので、アイロンの太さでカールの強弱がつけられます。もちろん髪へのダメージは大きいので、デジタルパーマの場合と同様に、断られる可能性があるのは忘れないでください。
ホットパーマの一種「ストレートパーマ・縮毛矯正」
ストレートパーマや縮毛矯正もホットパーマのひとつです。ストレートパーマは薬剤のみ、縮毛矯正はアイロンで熱を加えるという違いがあります。
パーマを落としてストレートにしたい場合はストレートパーマ、また元々のくせを取ってまっすぐにする場合は縮毛矯正を選びます。熱を加える分、縮毛矯正の方が髪に与えるダメージが大きいのはいうまでもありません。
まとめ
「コールドパーマ」でも「ホットパーマ」でも比較的強い薬剤を使うので、髪へのダメージは避けられません。それを少しでも抑えるのが水パーマやコスメパーマであり、これらのパーマを選ぶ方も少なくありません。
反対にしっかりとしたカールをつけたい方には、デジタルパーマやアイロンパーマが良いでしょう。熱を加えることでカールがしっかりかかり持ちは良くなりますが、コールドパーマよりも髪に与えられるダメージが大きくなる点には注意しましょう。
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