ヘアカラーの種類とは?カラー剤の種類やオーダーの方法をご紹介
髪色は、その人の印象を大きく変えるものです。それほど大切なヘアカラーですから、絶対に失敗したくない、という人がほとんどだと思います。
そこで今回は、髪色を変えるヘアカラーの種類から、美容院でのオーダーの仕方まで詳しくご紹介します。ぜひこの記事を参考に、自分の理想のヘアカラーを目指しましょう。
髪色を変えるカラー剤の種類
髪色を変えるための手段はさまざまあります。その中でも、ここでは髪色を変える方法を4つご紹介します。自分に合った方法を選択しましょう。
ヘアカラー剤
「ヘアカラー」と言うと真っ先にこの「ヘアカラー剤」を想像する人も多いかと思います。ヘアカラー剤は、医薬部外品に分類されており、2種類の薬剤を混ぜて使用します。
髪を染める段階で化学反応を起こすため、髪の内部まで色素が入り込みます。そのため、髪の表面に色を載せるものと比べて色持ちが良いという特徴があります。
一方で、人によってはアレルギー反応が起こる場合があるため、市販のカラー剤には事前にパッチテストを行う決まりがあるのが一般的です。
ブリーチ剤
ブリーチ剤は、髪の中のメラニンを分解することで、髪色を明るくします。また、髪の毛に使用する薬剤の中で、一番刺激が強いとされています。こちらもヘアカラー剤と同様、二種類の薬剤を混ぜて使用します。
一般的に、ブリーチ剤を使うと髪の傷みが激しいと言われています。髪の傷みが気になるという人は、慎重に検討する必要があります。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアとは、半永久染毛料という分類のヘアカラー剤のことです。ヘアマニキュアは、髪の表面のみに作用するという特徴があります。
髪の内側の色素を分解するわけではないので、髪の毛のトーンを上げることはできません。そのため、明るい髪に使用するのに向いています。また、色持ちもカラー剤と比べると劣るので注意が必要です。
カラースタイリング剤
スタイリング剤の中で、カラースプレーやカラーチョークなど髪色を変える効果のあるものがあります。これらは、髪の表面に色のついたスタイリング剤を載せるだけなので、シャンプーをしたら色が落ちてしまいます。この特徴から、一日だけ髪色を変えたい人にもおすすめのカラー剤です。
ヘアカラーのオーダーのポイント3つ
美容室でヘアカラーをする場合、美容師に正しくオーダーする必要があります。そこで、美容室でヘアカラーをオーダーするときに、担当の美容師に伝えるべきポイントを3つご紹介します。
カラーの明るさ
まずは、理想とする髪の明るさをオーダーしましょう。口で説明するのが難しい場合は、参考となる画像を用意したり、美容室に備えてあるカラーチャートを見せてもらったりしましょう。学校や職場で髪のトーンが決められている場合は、そのトーンを口頭で伝えるようにしてください。
カラーの色味
ヘアカラーは大きく分けると「寒色」と「暖色」の二種類があります。同じ「ブラウン」でも、寒色系と暖色系では雰囲気が大きく異なります。
また、暖色の中でも「黄みは抑えたい」「赤みを消したい」などのこだわりがある場合は、それも合わせて美容師に伝えましょう。
カラーリングの範囲
ヘアカラーと一口に言っても、全頭カラーや毛先だけ染めるグラデーションカラー、髪の内側だけ染めるインナーカラーなど、その種類はさまざまです。髪の一部だけを染めるデザインカラーをしたい際は、最初に申し出ておきましょう。
ヘアカラー剤の種類と特徴
ヘアカラー剤には、たくさんの種類があります。理想とする髪色にしたり、髪へのダメージを軽減したりするためにも、カラー剤の種類を理解しておきましょう。今回は美容院でよく使われる代表的な3つのカラー剤をご紹介します。
アディクシーカラー
アディクシーカラーは、赤みのあるブラウンを消すことでクリアで透明感のあるカラーを実現できます。染料にブラウンが含まれていないので、暗めのカラーでも重くなりません。
また、色持ちが良いという特徴があります。そのため、アディクシーカラーは、染めたての髪色をキープしたい人にとくにおすすめです。
スロウカラー
スロウカラーは、クリアな発色が一番の特徴です。鮮やかな仕上がりにしたい人にはとてもおすすめです。特に、明るめで透明感のある外国人カラーを得意とします。
一方で、他のカラー剤と比較して退色が早いというデメリットもあるため、注意が必要です。
イルミナカラー
イルミナカラーは、日本人によく見られる赤みを消すことで、アッシュ系のカラーにすることができます。アッシュ系のカラーにしたい場合一般的にブリーチをする必要がありますが、イルミナカラーは一回のカラーで済むことが多いです。
ただし、色が濃く入る傾向があるため、染めたては暗いカラーになりがちです。一方で、退色が綺麗なので、色落ちを楽しむことができます。
まとめ
今回は、カラー剤の種類や髪色のオーダーの仕方を紹介してきました。それぞれのカラー剤に得意・不得意があるので、自分に合っているカラー剤を知り、自分の理想像を正しくオーダーする必要があります。
「Hair Lounge Le’vie」では、お客さん一人ひとりのなりたいスタイルを理解し、高い質のヘアカラーを提供しています。銀座で美容室をお探しの方は、ぜひ「Hair Lounge Le’vie」を検討してみてください。