ヘアアイロンやヘアカラーなど、髪の傷みが気になる施術は数多くあります。その中でも髪へのダメージが特に大きいのは縮毛矯正だといわれています。
しかし、近年のトレンドである髪質改善ストレートなら最低限のダメージに抑えながら、ストレートヘアにすることが可能です。そこで今回は、髪質改善ストレートのメリットやデメリット、おすすめの人などについて解説していきます。
髪質改善ストレートとは?
髪質改善ストレートは、髪に負荷をあまりかけない薬剤を使用して髪の毛をストレートにさせる施術のことを指します。従来の縮毛矯正と違って結合を切りすぎないので、髪がやわらかく仕上がるという特徴があります。
髪質改善ストレートのメリット
続いて、髪質改善ストレートのメリットについて見ていきましょう。
髪が傷みにくい
よく比較される縮毛矯正に比べると、使用している薬剤が酸性であるため、髪が傷みにくい点が大きなメリットだといえます。髪の傷み具合にもよりますが、すでにダメージを受けている髪でも施術可能です。また、「髪が傷みにくいということは真っ直ぐにする効果も弱いの?」と思う方も少なくありませんが、うねるような強いくせでなければストレートにできるのもうれしいポイントです。
ナチュラルな印象の仕上がりが期待できる
先述したように、髪質改善ストレートを試すとまるでトリートメントをしたかのようなしなやかな髪になります。非常にナチュラルな印象の仕上がりになるため、髪があまり強くない方でも安心して施術を受けられます。
髪質改善ストレートの注意点
毛髪への負担やダメージが比較的少ないという利点がある一方、髪質改善ストレートにはいくつか注意点があります。先ほど述べたように、ある程度強いくせのある髪でも伸ばすことが可能な一方、非常に強いくせ毛はストレートにできないおそれがあります。そのほかにも、以下のような注意点があるので事前に確認しておきましょう。
くせ毛が強い方は頻繁にかける必要がある
頑固なくせ毛でない場合、おおよそ年に1回の髪質改善ストレートを行うだけで済みますが、くせが強い方だと半年経たずに髪の根本が気になってくることがあります。また、髪の長い人は髪の重さによって根元も目立ちにくいのですが、髪が短い人だと根本が伸びてきたときに目立ちやすいといわれています。そのため、人によっては3~6ヶ月ぐらいでかけ直す必要が出てくるかもしれません。
カラーリング後の施術には注意
カラーが落ちたり変色したりすることがあるので、カラーをした後の髪質改善ストレートには気をつけなければなりません。これは、髪質改善ストレートに使う薬剤は酸性で、それに対してカラー剤はアルカリ性なので、化学的な反応が起こるためです。時間に余裕がある場合は、髪質改善ストレートをしてから日をおいてヘアカラーの施術を受けるのがおすすめです。
髪質改善ストレートがおすすめの人
上記のメリットやデメリットを踏まえると、以下のような人は髪質改善ストレートがおすすめだといえます。
- 自然な印象の髪にしたい人
- 髪のダメージを抑えたい人
- 広がってしまう髪に悩んでいる人
- 髪に艶を与えたい人
髪質改善ストレートは、縮毛矯正と似たような効果を得られます。そのため、髪に艶を与えたい方や髪の広がり・枝毛・切れ毛などの毛髪に関するあらゆる悩みを解消することが可能です。さらに、髪質改善ストレートの施術の方がナチュラルなイメージの仕上がりとなります。
また、髪へのダメージを抑えられるという点も忘れてはなりません。そのため、すでに髪にダメージがある方やダメージを与えたくない人にもおすすめの施術です。また、薬剤の強さも調整できるため、髪がぺたんこになりすぎる心配も少ないでしょう。
ただし、縮毛矯正に比べると効果の持続性が乏しいため、定期的に美容室に通えないという方は注意してください。
まとめ
髪質改善ストレートは、髪へのダメージが少ない縮毛矯正として注目を集めています。穏やかな効き目の薬剤が髪を適度にやわらかく仕上げ、自然な印象にしてくれるのが特徴です。
ただし、髪質改善ストレートは従来の縮毛矯正と比べると持続性が弱いという注意点があります。また、薬剤によってヘアカラーに影響があることもあるので、施術の順番にも気をつけなければなりません。メリットと注意点を再度確認し、「自分なら大丈夫かも」と思えたときは担当の美容師にお願いしてみてください。
「Hair Lounge Le’vie」は、都内の有名サロン出身のオーナーをはじめ、経験豊富なスタッフが多数在籍する隠れ家的な美容室です。ストレートだけでなく流行最先端のカラーやカットもお試しできるため、多くのお客様に喜ばれております。施術に関するご相談も受け付けておりますので、お困りのことがございましたら気兼ねなくご連絡ください。