「髪がうねっていてセットしづらい…」「湿気が高くなると髪のうねりがひどくなる…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。髪のうねりは、さまざまな原因によって発生しますが、適切な対処によって、改善が期待できます。
そこで今回は、髪のうねりの原因や対策、予防法についてご紹介します。髪のうねりにお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
髪がうねる2つの原因
まずは、髪にうねりが生じる原因についてご紹介します。
①毛穴のゆがみ
もともと髪の生え際部分はまっすぐになっていますが、頭皮環境が悪くなり毛穴がゆがむと、髪にうねりが生じます。頭皮環境を乱す原因としては、加齢やストレス、栄養不足などが挙げられます。
②髪へのダメージ
髪にダメージが加わると、髪の表面を保護しているキューティクルが剥がれます。すると水分が過剰に髪の毛の中へ入り込み、髪が膨張してうねりやすくなるのです。髪のキューティクルが剥がれる原因としては、紫外線や乾燥、カラーリングやパーマによるダメージなどが挙げられます。
髪のうねりを整える3つの方法
ここからは、現在髪に生じているうねりを整える方法についてご紹介します。
①ドライヤーの使い方を工夫する
髪や頭皮を傷めないためには、入浴後のドライヤー方法に気をつけることが大切です。ドライヤーをする前には、洗い流さないトリートメントなどをつけて髪を保護しましょう。また、ドライヤーを使う際には、毛先ではなく、根元を乾かすことを意識してください。
②スタイリング方法を工夫する
毎朝髪をスタイリングする際に、ひと工夫することで、うねりを目立たなくできます。ブローの前には洗い流さないトリートメントなどをつけ、根元から髪を軽く引っ張りながら風を当てましょう。また、ヘアアイロンの温度は160度ほどに設定し、1ヵ所あたり3秒程度当ててください。
③外出先でお直しする
外出先などでヘアセットが崩れたときは、水で濡らすのではなく、スタイリング剤などでセットしましょう。スタイリング剤をつけた後に髪をブラシなどでまっすぐに整え、軽く引っ張ってクセを直します。
髪のうねりを予防する5つの対策
ここからは、髪のうねりを予防するための対策についてご紹介します。
①頭皮クレンジング、マッサージをする
頭皮環境を整えて髪のうねりを防ぐため、定期的に頭皮クレンジングを行いましょう。頭皮クレンジングには、オイルクレンジングやヘッドスパなどがあります。
また、頭皮の血行促進のため、頭皮マッサージを行うのもおすすめです。血流をよくすることで、髪の毛に栄養や酸素を行き渡らせましょう。1日1分を目安に、頭皮をもみほぐすよう心がけてみてください。
②髪にダメージを与えない
髪のキューティクルにダメージを与えないために、紫外線対策などを行いましょう。外出時には帽子や日傘を活用して、頭皮を紫外線から守ります。
また、タオルで髪を拭くときには、髪を摩擦しないようにポンポンと叩きながら乾かしましょう。ドライヤー前には、洗い流さないトリートメントで髪を保護するのも効果的です。
③バランスのとれた食事を摂る
頭皮環境を整えるために、食生活に気をつけるのも重要です。とくに、髪の成長に必要なたんぱく質を積極的に摂取しましょう。たんぱく質が含まれている食材としては、魚や肉、乳製品などが挙げられます。
④質の高い睡眠をとる
睡眠中に成長ホルモンが分泌され、頭皮のターンオーバーが行われます。ターンオーバーのサイクルを正常にするためにも、質の高い睡眠を毎日決まった時間帯にとるようにしましょう。目安として、最低6時間は睡眠時間として確保するのがおすすめです。
⑤アルコールを控える
アルコールを過剰に摂取すると、髪の成長に必要な栄養が行き渡らなくなります。したがって頭皮環境を整えるためには、お酒の量を控えるのがおすすめです。
髪のうねりにはストレートパーマ・縮毛矯正がおすすめ
髪のうねりを改善させるためには、上述したようなセルフケアのほかに、美容室でストレートパーマや縮毛矯正をかけるのがおすすめです。ストレートパーマ・縮毛矯正は、専用の薬剤によって髪の毛のクセを矯正し、まっすぐに整えます。
ストレートパーマと縮毛矯正の違いは、矯正力の強さや継続期間です。ストレートパーマは軽いクセやうねりに向いており、効果は3ヶ月ほど続きます。一方で縮毛矯正は深刻なくせ毛や天然パーマにも効果を発揮し、矯正した箇所の効果は半永久的に続きます。
ストレートパーマや縮毛矯正をすれば、湿気や汗でもうねりにくいまっすぐな髪を目指せます。美容師と相談をしながら、自分に合ったメニューを選択しましょう。
まとめ
今回は、髪のうねりの原因や対策、予防法などについてご紹介しました。髪のうねりを改善させるためには、セルフケアのほかに、プロによるストレートパーマや縮毛矯正がおすすめです。